「ONE TEAM」が令和初の「流行語大賞」年間大賞!代表メンバー喜び「誇りに思う」

[ 2019年12月3日 05:30 ]

ラグビー日本代表の8強入りに日本中が沸いた
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 今年話題になった言葉に贈られる「2019ユーキャン新語・流行語大賞」の発表・表彰式が2日、都内で行われ、年間大賞にはラグビーW杯で史上初の8強入りを果たした日本代表のスローガン「ONE TEAM(ワンチーム)」が選ばれた。5点がノミネートされたラグビー関連ワードが、年間大賞となるのは史上初。W杯閉幕からちょうど1カ月、日本代表に新たな勲章が加わった。ゴルフのAIG全英女子オープンを制した渋野日向子(21=RSK山陽放送)の愛称「スマイリングシンデレラ/しぶこ」もトップ10に選出された。

 日本列島がラグビー一色に染まったW杯の44日間を象徴するように、「ONE TEAM」が見事に年間大賞を受賞した。ニュージーランドに帰国中のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)や31人の代表選手に代わって表彰式に出席した日本協会の森重隆会長は、感極まりながら「本当に皆さんに一生懸命応援していただき、この結果(8強)を残すことができた」と感謝の言葉を述べた。

 選考委員会は授賞理由について、W杯の熱狂の源になったのが日本代表の快進撃だったとした上で「チームに必要な選手たちを国籍問わず招集し、31人の代表選手を選んだ。どんな強豪チームでも選手たちの思い、心が一つにならなければチームとして機能しない」と指摘。排外的な空気が広がる世界に対しても「カウンターメッセージ」になったことを授賞理由に挙げた。

 「ONE TEAM」のスローガンが世にお披露目されたのが16年10月28日。就任直後だったジョセフHCが共同主将に指名した堀江翔太(パナソニック)、立川理道(クボタ)ら選手とともに考案した言葉だった。当時、立川は「外国人、若手、ベテランもいるが、一つになって戦いたいと思った。チームのために、全員で戦うということ」と込めた意味を説明。実際にW杯代表には7カ国15人の海外出身選手が入り、一丸となって快挙を成し遂げた。考案に加わった堀江も合宿中の宮崎市で取材に応じ「ラグビーが注目されてうれしい。誇りに思う」と喜びの声を上げた。

 ジョセフHCは23年W杯フランス大会までの続投が決まり、年明けからは「ONE TEAM」第2章が幕を開ける。候補の一つだった「笑わない男」のトップテン入りを逃した稲垣(パナソニック)も「一過性で終わらせないように“ワンチーム”をさらにレベルアップできるように取り組まないといけない」と新たな4年に目を向けた。 

 【ラグビー日本代表のW杯8強入り】1次リーグA組の日本は、9月20日の開幕ロシア戦は硬さから先取点を許すも、WTB松島がハットトリックを達成して30―10で快勝。開幕時に世界ランキング1位だったアイルランドとの第2戦は、試合当日に急きょリザーブ入りしたWTB福岡の逆転トライで大金星。第3戦ではサモアに完勝すると、1次リーグ最後のスコットランド戦はプロップ稲垣らが計4トライを奪い、4戦全勝で8強入りを果たした。準々決勝ではのちに3度目の優勝を果たすことになる南アフリカにノートライに抑えられ、3―26で完敗した。

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