ウィザーズが6勝目 敵地でサンズを撃破 八村は6得点もブロックショットを2本記録

[ 2019年11月28日 12:54 ]

強引にインサイドにもぐりこむウィザーズのビール(AP)
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 NBAウィザーズの八村塁(21)は27日、敵地フェニックス(アリゾナ州)で行われたサンズ戦にデビューから16戦連続で先発。第1Qの2分56秒、サンズのガード、リッキー・ルビオ(29)がドライブインして試みたレイアップを阻止して、10月26日のスパーズ戦以来、13試合ぶりにブロックショットを記録した。さらに第2Qにも213センチのフランク・カミンスキー(26)のゴール下でのシュートを阻止して2つ目のブロックショットをマークした。

 ただし自身が試みたシュートも4度ブロックされており、第2Q残り1分12秒にはイッシュ・スミス(31)の好パスを受けてダンクに持ち込んだが、背後から196センチのデビン・ブッカー(23))にボールをむしり取られるようにはたかれて決定的な得点機会を逃した。

 結局、八村は31分出場して6得点、6リバウンドとNBAでは初となる2ブロックショット。フィールドゴール(FG)の成功は8本中2本で、決めたのはダンク2本とフリースロー2本によるものだった。

 リーグ4位の28・5得点を挙げているブラドリー・ビール(26)が3点シュートを6本中4本決めて35得点をマーク。ビールの30得点以上は今季9回目となった。ベンチから出たスミスも21得点と7アシストを稼いで勝利に貢献。チームの3点シュートは35本中19本(成功率54・3%)に達した。

 ウィザーズは第3Q途中で最大21点をリードし、第4Q残り3分8秒で4点差まで詰め寄られたが、126-120で迎えた残り2分16秒にアイゼイア・トーマス(30)が3点シュートを決めて突き放し、140―132(前半74―69)でサンズを退けて6勝10敗。サンズはケビン・ブッカー(23)が27得点を挙げたものの、8勝9敗となって今季初めて勝率は5割を切った。

 なおウィザーズはフェニックスからロサンゼルスに移動。29日にレブロン・ジェームズ(34)とアンソニー・デービス(26)を擁する西地区全体首位のレイカーズと、さらに12月1日にカワイ・レナード(28)とポール・ジョージ(29)の強力デュオが率いているクリッパーズと顔を合わせる。

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