ドーピング不正問題 ロシア処分案に米国「手ぬるい。全面排除にすべき」

[ 2019年11月28日 05:30 ]

 米国反ドーピング機関(USADA)のトラビス・タイガート委員長は26日、ロシアの国ぐるみの不正に絡む検査データ改ざん問題で、世界反ドーピング機関(WADA)が12月9日の常任理事会で審議する処分案について「手ぬるい。規定上認められている五輪からの全面排除にすべき」と非難する声明を発表した。

 WADAの処分案では、ロシア代表選手を東京五輪・パラリンピックなどから4年間除外する一方、18年平昌冬季五輪と同様に潔白の証明など基準を満たした選手の個人資格での出場は認める。

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2019年11月28日のニュース