レイカーズが9連勝 デービスが古巣相手に41得点 次戦でウィザーズと対戦

[ 2019年11月28日 17:11 ]

古巣ペリカンズを相手に41得点を挙げたレイカーズのデービス(AP)
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 NBAは27日に各地で14試合を行い、西地区全体首位で、ウィザーズと次戦(29日)で顔を合わせるレイカーズが敵地ニューオーリンズ(ルイジアナ州)でペリカンズを114―110(前半54―64)で下して9連勝。第4Qを35―21で制してロードでは今季9戦で8勝目を挙げた。

 昨季までペリカンズに在籍したアンソニー・デービス(26)は古巣相手に41得点と9リバウンドをマーク。2点リードして迎えた第4Q残り4・2秒には、ペリカンズのドリュー・ホリデー(29)からブランドン・イングラム(22)へのスローインを奪い取って相手の反撃機を摘み取った。

 レブロン・ジェームズ(34)は29得点と11アシストをマーク。レイカーズは試合のなかった西地区全体2位のナゲッツ(13勝3敗)に2ゲーム差をつけた。

 ペリカンズは3連敗で6勝12敗。デービスとの交換でトレードされてきたイングラムは23得点と10リバウンド、ホリデーはチーム最多の29得点と12リバウンドを稼いだが勝利にはつながらなかった。110―111で迎えた残り6秒には、この日18得点を記録したJ・J・レディック(35)がフリーの状態で左コーナーから3点シュートを狙ったが、リングに嫌われて逆転できなかった。

 東地区全体首位のバックスも地元ミルウォーキー(ウィスコンシン州)でホークスに111―102(前半60―59)で勝って34季ぶりの9連勝。ヤニス・アデトクンボ(24)は30得点と10リバウンドをマークし、開幕から18戦連続でダブルダブルを達成した。また脚を故障していたW杯中国大会の米国代表、クリス・ミドルトン(28)が8試合ぶりに戦列に復帰。ホークス戦ではベンチから出て20分間出場し、16得点を記録した。

 敗れたホークスは4勝14敗。元バックスのジャバリ・パーカー(24)が33得点、14リバウンドを稼いだものの、チームは8連敗を喫した。

 グリズリーズにロードで勝ったクリッパーズは7連勝を飾り、敵地サンアントニオ(テキサス州)でスパーズを退けたティンバーウルブスはロードでのこのカードの連敗を11で阻止。ウォリアーズは地元サンフランシスコでブルズを退け、新本拠地「チェイスセンター」で2勝目を挙げている。

 なおNBAは感謝祭となる28日(日本時間29日)には試合が組まれていない。

 <27日の結果>

ウィザーズ(6勝10敗)140―132*サンズ(8勝9敗)
マジック(7勝10敗)116―104*キャバリアーズ(5勝13敗)
*ペイサーズ(11勝6敗)121―102ジャズ(11勝7敗)
*セルティクス(13勝4敗)121―110ネッツ(9勝9敗)
*76ers(12勝6敗)97―91キングス(7勝10敗)
*ホーネッツ(7勝12敗)102―101ピストンズ(6勝12敗)
*ラプターズ(13勝4敗)126―98ニックス(4勝14敗)
*バックス(15勝3敗)111―102ホークス(4勝14敗)
クリッパーズ(14勝5敗)121―119*グリズリーズ(5勝12敗)
*ロケッツ(12勝6敗)117―108ヒート(12勝5敗)
ティンバーウルブス(10勝8敗)113―101*スパーズ(6勝13敗)
レイカーズ(16勝2敗)114―110*ペリカンズ(6勝12敗)
*トレイルブレイザーズ(7勝12敗)136―119サンダー(6勝11敗)
*ウォリアーズ(4勝15敗)104―90ブルズ(6勝13敗)

 *はホームチーム

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