中国杯 宮原知子SP2位発進 今季GP初戦「いい一歩が踏み出せた」「思い切って滑れたのはよかった」

[ 2019年11月8日 20:00 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第4戦 中国杯・女子SP ( 2019年11月8日    中国・重慶 )

女子SPで2位の宮原知子
Photo By 共同

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、中国杯は8日、中国・重慶で開幕し、女子のショートプログラム(SP)では、今季GP初戦の宮原知子(21=関大)はジャンプの回転不足を2つ取られたものの、68・91点で2位発進した。第2戦スケートカナダ6位の本田真凜(18=JAL)は今季自己最高の61・73点で6位だった。

 ▼宮原知子 (直前の)6分間(練習)で全然よくなかったので、どうなるかなと思っていたんですけど、きっと前の自分だったらできなかったことが、3回転―3回転は思った以上によかったので、細かい最後のループとかは緊張して足が固まっていたのもあったんですけど、そういうところを除けば、思い切って滑れたのはよかったかなと思います。まだまだやらなければいけないことたくさんあるんですけど、まず(GP)初戦として納得はしていないですけど、いい一歩が踏み出せたかなと思います。明日のフリーはショート(プログラム)と同様に、プログラムを特にしっかり通すということを練習してきたので、とりあえずそれを本番でもしっかりやるというのを意識して、明日は6分間練習から納得のいくものができるようにしたいです。

 ▼本田真凜 この前の(スケート)カナダが終わってから、あまりずっと調子がよくなかったので、すごく不安だったんですけど、スピンとステップではすべて最高評価を頂けたので、そこはよかったんじゃないかなと思います。まずは滑れることに感謝して、たくさんのお客さんが応援してくださっているのが聞こえたので、本当に見ていて楽しくなるようなプログラムができればいいなという気持ちで滑りました。(フリーは)この前、ミスなく一応滑れたので、それよりももっといい演技ができればいいなと思います。

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