首位ハンナ・グリーンは豪州のシブコ 恩人に「いい報告をしたい」

[ 2019年11月8日 16:58 ]

女子ゴルフツアー TOTOジャパンクラッシック第1日 ( 2019年11月8日    滋賀県の瀬田GC北C=6659ヤード、パー72 )

<TOTOクラシック 第1日> 18番、バーディーパットを放つハンナ・グリーン (撮影・平嶋 理子)    
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 6月に行われたメジャーの全米女子プロでツアー初優勝を飾り、一躍注目を集めた“オーストラリアのシンデレラガール”ハンナ・グリーン(22)が5バーディー、ボギー無しの67で回り、鈴木愛と並んで首位スタートを切った。

 「きょうは上り傾斜のパッティングが非常にうまくいったと思います。またアプローチも思い通りにできたので、いい条件でのパッティング、バーディーを取ることができました」

 日本を訪れるのは4度目だが、プロ転向後にトーナメント形式の試合でプレーするのは、これが初めて。「このコースは正確なショットが必要。間違いなくいい位置にショットを決めることが重要だなと感じました」

 米ツアーでは畑岡と交流があり、6日のプロアマ戦のパーティーで会った時に「京都へ行こうと話をしました。でも(翌7日に)練習の予定が入っていたのでまだ行けていません。(週明けの)月曜日には必ず行きます」と試合に集中するため楽しみにしていた京都観光を先延ばしにした。

 今大会は尊敬しているオーストラリア出身の名プレーヤー、カリー・ウェブが優勝した馴染みの深いトーナメント。ウェブは自身がゴルファーとして成長する過程で支援を受けた恩人だ。2015、16年の2シーズンに渡り彼女がサポートする奨学金制度を利用し全米女子オープンなどの米国の試合に出て腕を磨いた。

 「彼女は日本からも多くの声援や支援を受けていた。私のキャリアにとっても大きな影響力のある人です。日曜日には、彼女にいい報告ができるようにしたい」と意気込みを語った。

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2019年11月8日のニュース