白鵬出稽古 動きに気迫「離れても組んでも体が動いた」

[ 2019年11月6日 05:30 ]

大相撲九州場所 10日初日

北勝富士(右)は右からのはず押しで白鵬の上体を浮かせる
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 大相撲の横綱・白鵬(宮城野部屋)が福岡県春日市の尾車部屋に出稽古し、九州場所(10日初日、福岡国際センター)で初顔合わせとなる友風(尾車部屋)、同じく出稽古に来た北勝富士(八角部屋)と計18番取った。

 秋場所初日で敗れた北勝富士には7勝2敗。2番目の相撲で横向きにされて敗れるとスイッチが入り、豪快な投げや外掛けまで繰り出した。8勝1敗だった友風には張り手一発で倒す場面も。場所前初の出稽古は気迫のこもった内容となり、「見ての通り。離れても組んでも体が動いた」と納得の様子だ。

 今年は春場所で全勝優勝したが、皆勤は2場所だけ。「ケガをしない体をつくっていくのが精いっぱいだった」と振り返る。横綱の在位期間は現在12年5カ月で史上1位となっており「これに恥じない九州場所にしたい」と気合を込めた。

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2019年11月6日のニュース