リーチ、東芝凱旋 次は“府中ダービー”サントリー戦に照準 綱川社長「ボコってとは言わないけど…」

[ 2019年11月6日 05:30 ]

東芝社員から祝福されるリーチ(左)と徳永(撮影・尾崎 有希)
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 ラグビー日本代表のリーチ・マイケル(31)、徳永祥尭(27=ともに東芝)が5日、東京都港区の東芝浜松町本社を訪れ、同社の車谷暢昭会長らにW杯の報告を行った。席上、来年1月12日のトップリーグ開幕のサントリー戦(秩父宮)の勝利を厳命される場面もあった。

 約120人の社員の熱烈な出迎えを受けた2人は、車谷会長、綱川智社長、豊原正恭専務と面会。リーチは「目標を達成することができた。サントリー戦は一番熱い試合になる。いい試合をしたい」と決意を語った。

 2人の合流時期は未定ながら、今後は東芝の一員として活躍が期待される。SH流やWTB松島ら代表選手5人を擁するサントリーとの一戦は互いに強烈なライバル意識を燃やす「府中ダービー」と呼ばれるだけに、綱川社長は「“サントリーをボコってください”とは言わないけど頑張って」とW杯期間中のリーチの発言を引用して期待。さらに「(元東芝の)広瀬さんのように役者になるのはまだ早い」と話し、さらなる活躍を期待した。W杯で出場機会がなかった徳永は「たまっているものがある」と奮起を誓った。

 リーチは「昨年までチケットを4枚もらえたが、今年は2枚になった」と思わぬW杯余波に苦笑いも、それだけラグビー熱が高まっている証拠。23年W杯への第一歩を「1・12」満員の秩父宮で踏み出す。

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