大坂、WTAファイナル棄権で今季終了 右肩悪化、サーブ打てず決断 精密検査へ

[ 2019年10月30日 05:30 ]

記者会見でうつむく大坂
Photo By 共同

 女子テニスのツアー最終戦、WTAファイナルの主催者は29日、シングルスで世界ランキング3位の大坂なおみ(日清食品)が右肩負傷で棄権したと発表した。

 大坂は中国の深センの会場で記者会見し、27日の1次リーグA組初戦を勝った後に右肩が悪化したそうで「サーブを打てなかった。初戦でいいプレーができたし、優勝したかったので残念」と話した。今後は日本で精密検査を受ける。来年の初戦に予定する1月初めのブリスベン国際(オーストラリア)には出場する意向を示した。

 今月6日までの中国オープンでツアー2大会連続優勝を果たしたが、決勝の時から痛みがあったという。「(その後の)日本での調整中はサーブを打てなかった。深センに来てから良くなっていたが、昨日(28日)の朝起きたらずきずきと痛みが出た」と説明した。

 WTAファイナルのシングルスは年間成績上位8人で争われる。大坂に代わり、キキ・ベルテンス(オランダ)が出場した。

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2019年10月30日のニュース