プロデビュー戦に挑む古江彩佳「流れに乗って2勝目を挙げられたら」

[ 2019年10月30日 18:10 ]

小林浩美LPGA会長からLPGA会員証明書を手渡される古江彩佳 
Photo By スポニチ

 史上7人目のアマチュア優勝を飾り、プロ転向した古江彩佳(19)が、1日開幕の樋口久子三菱電機レディース(埼玉・武蔵丘GC)でプロデビューする。30日はプロアマ戦に出場しアマチュアとのラウンドを楽しんだ。「全く分からないプロアマ戦ということで凄く緊張してたのですが、戸張(捷)さんはじめ盛り上げていただいて楽しくできました」とリラックスしてプレーした。

 前週、日本女子プロゴルフ協会(LPG)にプロ転向の申請書を提出し24日の理事会で承認された。プロアマ戦のホールアウト後には小林浩美会長からLPGA入会証明書を手渡された。

 「古江プロとか言われるのが全然慣れなくて。もう本当に全部が新鮮です」

 富士通レディース優勝後は、母校の滝川二高や研修生として働いていた兵庫・六甲国際GCを訪れ関係者に挨拶。また、千葉・習志野CCで開催されたタイガー・ウッズのスキンズゲームも観戦した。「ティーショットが飛ぶのに全然曲がらなかった。オーラが全然違うなど。凄いなと思いました」とZOZOチャンピオンシップで米ツアー記録の通算82勝に並んだウッズの快挙に刺激を受けた。

 この日の会見で、あと81勝すれば追いつきますが?と話を振られると「勝っていければ目指したいなと思います」と笑顔で応じた。

 初日は滝川二高の先輩・浅井咲希と米ツアーの元賞金女王の申ジエと同組で回る。「申ジエさんには以前一緒に回らせていただいて、凄く安定しているいいプレーを見せてもらったので、またそれを見られるのがうれしいです。浅井さんとはプロの試合で回るのは初めてなので、凄く楽しみです」と話した。

 国内ツアー史上初のプロデビュー戦Vに挑む今週はパットの出来が勝負の鍵を握りそうだ。「ここはグリーンの傾斜がきつい所があるので、そこをしっかり手前からつけられるようにしたい。早く2勝目を挙げられたらと思うので、流れに乗って2勝目をしたいですね」と話した。

続きを表示

2019年10月30日のニュース