南アフリカ・コッホ 所属クラブ同僚との対決に自信「どんな癖があるか知っている」

[ 2019年10月30日 14:05 ]

取材に応じる南アフリカのコッホ(右)とプラウドフット・コーチ(撮影・中出健太郎)
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 ラグビーW杯決勝(11月2日、日産ス)に臨む南アフリカ代表が30日、千葉県浦安市内のホテルで取材対応した。

 後半に登場してインパクトを与えるFWメンバーの1人、プロップのビンセント・コッホは16年からイングランド・プレミアシップのサラセンズに所属し、決勝で対戦するイングランド代表のプロップ、マコ・ブニポラとはチームメート。サラセンズについて「過去3年で自分を成長させてくれたチーム」と感謝しつつ、M・ブニポラとのスクラム対決について「一緒に試合に出て、対戦もしている。どんな癖があるか知っているので、試合に生かせると思う」と自信を示した。

 イングランドは強力なスクラムやラインアウトなどセットプレーが武器の1つ。ロックのルード・デヤハーは試合の鍵を握るラインアウトの対決について「向こうは世界的なロックが3人いる。どんなプランを用意してくるか分からないが、しっかり準備して臨みたい」と話した。

 また、システム担当のマット・プラウドフット・コーチはイングランドを「(準決勝の)ニュージーランド戦はいいパフォーマンスだった。力で押しているわけでなく戦略的で知的だ」と分析。昨年は4度戦って2勝2敗だったが、「手強い。今回もタフな相手」と予想した。

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2019年10月30日のニュース