渋野 全英OP以来2度目の米ツアー出場「楽しみたいと思います」

[ 2019年10月30日 20:12 ]

<スウィンギングスカートLPGA台湾 渋野練習>ティーショットを放つ渋野(撮影・木村 揚輔)
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 米女子ゴルフのスウィンギングスカート台湾選手権は31日、台湾の美麗華クラブ(6504ヤード、パー72)で開幕する。

 日本人42年ぶりの海外メジャー制覇を果たした全英女子オープン以来、2度目の米ツアーとなる渋野日向子(20=RSK山陽放送)が参戦。予選ラウンドは3人全員が19年メジャー覇者という注目組に決定し、「かなりビックネームの選手ばっかりで、この注目組に入れてありがたい。楽しみたいと思います」と目を輝かせた。

 初出場した全英女子オープンを制して以来の米ツアー。初上陸した台湾でも、大きな注目を浴びている。全米女子オープン優勝で世界ランク4位の李晶恩イジョンウン(韓国)、全米女子プロ選手権優勝のハンナ・グリーン(オーストラリア)と同組。渋野本人は「レベルが全然違う。ライバル視なんかしちゃダメ。課題のグリーン回りとかを勉強したい」と謙虚に話した。

 この日はプロアマ戦に参加。前日の練習と合わせて27ホールを回ったが、グリーンを読むのに「全然分からん」と苦戦中。そこで、これまで戦略を方向転換。「壁ドンなしの“ジャストタッチ渋野”で行きます!」と日本と変わらぬ“しぶこ節”をさく裂させた。

 今大会での目標はトップ10入り。「今の自分がどれだけ通用するのか。いいところを見せられるように頑張りたい」と意気込んだ。

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