羽生“必勝構成”で4度目の正直 4回転ルッツ&4回転半使わない

[ 2019年10月25日 02:30 ]

ケロウナ国際空港に到着し、車に乗り込む羽生
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 フィギュアスケート男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(24=ANA)が23日、スケートカナダの行われるケロウナに到着した。空港の関係者専用ゲートから現れ、車に乗り込んだ羽生は窓を少し開けて「よろしくお願いします!」と第一声を発した。

 今季GP初戦は必勝構成で臨む。今季はショートプログラム、フリーとも昨季から引き継いだ演目。ジャンプを指導するジスラン・ブリアン・コーチによると、今大会は4回転ルッツや人類初の大技4回転半を組み込まない見通し。9月のオータム・クラシックと似たジャンプ構成になるという。ブライアン・オーサー・コーチは「いい状態」と太鼓判を押し、上質な演技で優勝を狙う。

 スケートカナダは過去3度出場し、いずれも2位だった。羽生の本格的なシーズンは“4度目の正直”から始まる。 

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2019年10月25日のニュース