イングランド　大雨も練習を決行　FBデーリー「けっこう楽しめた」

＜イングランド代表・練習＞雨の中、練習を見守るジョーンズHC（中央）（撮影・吉田　剛）
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　ラグビーのイングランド代表が25日、W杯準決勝ニュージーランド戦（26日）の前日練習を試合会場の日産スタジアムで行った。大雨でピッチ上には水が浮き、ピッチサイドは水濠のようだったが、エディー・ジョーンズ監督はピッチ状態を確認すると練習を決行。選手たちは歓声を挙げながらピッチへ飛び出し、公開された冒頭15分間ではダッシュやパス回しなどで体を動かした。ニール・ハットレイ・コーチによると、ラインアウトなどセットプレーの確認も全て行ったという。

　会見したFBのエリオット・デーリーは「雨は降っていたけど風はなかった。雨の中での練習は最近やってなかったので、けっこう楽しめた」と前向き。「対オールブラックスは何が起きてもいいように準備しないといけない。他のチームとはやり方が変わってくると思うので、予測して対応することが重要だ」と話した。

　昨年11月の対戦は15―16と1点差の惜敗。ロックのコートニー・ローズは「（負けたが）かえって自信をつけることができた」と明かし、「チームの誰もW杯の準決勝でプレーしたことがないのでワクワクしている。明日、全力を尽くす」と07年フランス大会以来12年ぶりの決勝進出を誓った。