八村、NBA初陣に手応え「チームのケミストリーもできていた」

[ 2019年10月25日 05:30 ]

NBA   ウィザーズ100―108マーベリックス ( 2019年10月23日    ダラス )

八村塁(AP)
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 NBAでウィザーズからドラフト1巡目指名された八村塁(21)が23日、敵地ダラスで行われたマーベリックスとの開幕戦でデビュー。日本人で初めて先発メンバーに名を連ね、14得点10リバウンドを記録する「ダブルダブル」を達成した。試合は100―108で敗れたが、日本バスケットボール界に新たな歴史を刻んだ。次戦は25日午後7時(日本時間26日午前9時)から敵地でサンダーと対戦する。

 【八村に聞く】
 ――最も手応えを感じた部分は?
 「力強いドライブでゴールに行くプレーは良かったんじゃないかと思う」

 ――発見はあった?
 「プレシーズンは1試合20分程度のプレーだったが、今回はそれ以上プレーした。NBAの(12分の)クオーターは大学と違って長いと感じた。その中で集中を切らさないでやらないといけない。朝起きて試合まで時間があるので、ルーティンをつくることが大事だと思った」

 ――初得点はビールからのパスだった。
 「ブラッド(ビール)がいいパスを出してくれた。ゴールが空いていたので、ドライブをした」

 ――序盤にマッチアップしたポルジンギスに負けていなかった。
 「彼はいい選手。しっかりスカウティングをしたことが効いた。守備コーチと確認してきたことを生かせた」

 ――監督は試合前夜は眠れなかったと言っていた。
 「僕はそういうことはなかった。凄く楽しみにしてきて、朝起きても凄く楽しみだった。練習をずっと積み重ねてきて、チームのケミストリーもできていたので、そういうことを思い浮かべて試合に入った」

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2019年10月25日のニュース