イ・ボミ 日没サスペンデッドも首位に3打差の暫定2位

[ 2019年10月25日 20:42 ]

<マスターズGCレディース・第2日>9番でバーディーを決め、ギャラリーの声援に応えるイ・ボミ (撮影・井垣 忠夫)
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 女子ゴルフの秋のビッグイベント「第17回NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」(賞金総額2億万円、優勝賞金3600万円)は25日、兵庫県三木市のマスターズゴルフ倶楽部(6510ヤード、パー72)で第2ラウンドを行い、日没のため11組33人がホールアウトできず、サスペンデッドとなった。26日の大会3日目は午前7時から第2ラウンドの残りと第3ラウンドを行う。

 首位に1打差の3位からスタートした延田グループ所属のイ・ボミ(31=韓国)は2日目も3バーディー、ノーボギーとスコアを伸ばし、日没サスペンデッドとなった14番終了時点で首位に3打差の暫定2位に付けている。

 日没寸前の14番グリーンでじっと目を凝らし、2メートルのパーパットをねじ込んだ。首位に1打差の3位から出たイ・ボミが出だしの1番で3メートルのパットを沈めるなどこの日も3バーディーを奪ってスコアを伸ばし、首位に3打差の2位と絶好の位置で2日目を終えた。

 「1番からバーディーを取れたのでプレッシャーが軟らかくなったんですけど」

 昨年のこの大会は2打及ばずに予選落ちして号泣。胃の痛くなるようなホステスプロとしての重圧を攻めの気持ちで跳ね返して今年は首位争い。少したどたどしい日本語で安堵(あんど)の気持ちを表現した。
 26日の大会3日目は第2ラウンドの残り4ホールを含む22ホールの長丁場となるが「残りを軽く回って気持ち良く。ハイ」と笑顔。この正念場を乗り切れば、2017年CATレディース以来となる復活の日本ツアー22勝目が見えてくる。

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2019年10月25日のニュース