本田真凜は右すね打撲 田中刑事は違和感 スケートカナダ開催地で交通事故

[ 2019年10月25日 07:35 ]

田中刑事(左)と本田真凜
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダに出場する女子の本田真凜選手(18=JAL)と男子の田中刑事選手(24=倉敷芸術科学大大学院)が交通事故に遭ったことを受け、日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長が24日(日本時間25日)に現地のケロウナで取材に応じた。

 交通事故は現地の22日18時過ぎ、非公式練習から宿泊ホテルへ向かった2選手や関係者が乗ったタクシーが衝突。後方車両の追突も受けた。本田は後部座席中央、田中は後部差席右側に座っていたという。

 同強化部長は本田について「右すねを打撲。おでこをちょっと打った」と説明。警察が駆けつけ、救急車で搬送された。問診、触診、チームドクターの指示でレントゲンを撮り、「競技に出ることは問題ない」と判断されたという。2度行われた23日の非公式練習を滑り、この日の公式練習でも患部にサポーターを巻いて汗を流した。

 田中は救急車に乗らずに宿泊ホテルに戻ったという。同強化部長によれば田中の状態は「少し違和感があるけど大丈夫」と語った。この日の練習では4回転サルコーなどジャンプを決めた。

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