男子十種競技・右代、7545点で16位 “騒動”ものともせず激闘終える

[ 2019年10月4日 06:44 ]

陸上 世界選手権第7日 ( 2019年10月3日    ドーハ・ハリファ国際競技場 )

<世界陸上第7日>男子十種競技、円盤投げで好記録を出し笑顔の右代啓祐(撮影・小海途 良幹)
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 男子十種競技は出場取り消し騒動に揺れた日本記録保持者の右代啓祐(33=国士舘ク)が7545点で16位で2日間の激闘を終えた。

 初日を3766点の20位で折り返すと、後半戦の円盤投げではシーズンベストとなる48メートル41で全体3位の記録をマーク。やり投げは全体6位の61メートル36を投げて6939点の16位で最終種目の1500メートルへつないだ。

 日付が変わって4日の午前0時25分から行われた1500メートルは4分52秒12で17位。目標としていた8000点で12位には届かなかった。

 右代は4月のアジア選手権と6月の日本選手権で優勝し、一度は代表に決まったと発表された。だが世界選手権直前になって国際陸連からエントリーを承認されず、日本陸連が9月18日に選考要項の不備を謝罪していた。問題の渦中にあったが、騒動をものともせずに鉄人は2日間を戦い抜いた。

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2019年10月4日のニュース