織田信成氏モラハラ問題 関大が釈明「心情を十分に斟酌できず 深く反省」アイスアリーナ関係者には謝罪

[ 2019年10月4日 16:15 ]

織田信成氏
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 フィギュアスケートの2010年バンクーバー五輪男子代表で、モラハラ行為などを理由に関大アイススケート部の監督とコーチを退任したと主張しているプロスケーターの織田信成氏(32)について、関大は4日、芝井敬司学長のコメントを公式サイトで発表した。「結果として織田信成さんの心情を十分に斟酌できず、事態を適切に収拾できなかったことを深く反省しています」と釈明。たかつきアイスアリーナの関係者に対しては「ご心配とご迷惑をおかけしたことに対し深くお詫びいたします」と謝罪した。

 「織田信成さんに関する一連の報道について」と題したコメントは以下の通り。

 この度の織田信成さんに関する一連の出来事について、私たち関西大学は慎重に対応してきたつもりですが、結果として織田信成さんの心情を十分に斟酌できず、事態を適切に収拾できなかったことを深く反省しています。今後とも、誠意をもって対話を続けたいと思います。

 関西大学たかつきアイスアリーナは、フィギュアスケートを愛する大学生、生徒、子どもたちが練習する場であり、彼らや彼女たちの夢を引き受けて、日々の指導に精励されるコーチ・指導者の大切な活動拠点であると考えています。今回、アイスアリーナに集う多くの関係者の皆さまに不快な思いをさせ、ご心配とご迷惑をおかけしたことに対し深くお詫びいたします。

 言うまでもなく、私たち関西大学が最優先に考えなければならないのは、アイスアリーナで日々練習に励む、多くの大学生、生徒、子どもたちです。フィギュアスケート競技が本格シーズンに突入し、大切な時期を迎えています。関西大学は、たかつきアイスアリーナに集うすべての利用者の静謐な練習環境の維持・向上に最大限努めます。

皆さまのご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 2019年10月4日

 関西大学
 学長 芝井敬司

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