内山に続き快挙 ダニエル、準々決勝へ 日本勢2人が8強入りは初

[ 2019年10月4日 05:30 ]

男子テニス 楽天ジャパン・オープン 第4日 ( 2019年10月3日    有明テニスの森公園 )

8強入りを決めたダニエル太郎
Photo By 共同

 シングルス2回戦で、世界ランキング127位のダニエル太郎(26=エイブル)が、同56位のジョーダン・トンプソン(25=オーストラリア)に6―4、7―6で勝利した。前日に2回戦を突破した内山靖崇(27=北日本物産)に続く準々決勝進出。

 男子ツアーは4大大会を頂点に、ATPマスターズ1000、ATP500、ATP250に格付けされる。日本人2人の8強入りはATP500以上の大会では初の快挙となった。

 安定した戦いでダニエルが8強に駒を進めた。1月のシドニー国際でフルセットの末に敗れた格上にリベンジ。サーブが好調で、ブレークポイントを1度も握られなかった。悪童と呼ばれるキリオス(オーストラリア)のふてぶてしい振る舞いを参考に、サーブ前の動作を改良したことが奏功。

 「格好つけた態度でサーブをすることを意識した。その方が(サーブを打つ前の)トロフィーポジションでボールがスムーズに上がる。今大会は今までと違うレベルのテニスができている」と手応えを口にした。

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2019年10月4日のニュース