右代啓祐 十種競技前半20位、状態良好 後半へ「目標は8000点で12位」

[ 2019年10月3日 08:12 ]

陸上 世界選手権第6日 ( 2019年10月2日    ドーハ・ハリファ国際競技場 )

<世界陸上第6日>男子十種競技、走り高跳びに臨む右代啓祐(撮影・小海途 良幹)
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 十種競技は前半の5種目が行われ、追加で招集された右代啓祐(33=国士舘ク)は3766点の20位で初日を終えた。突然の出場取り消しから一転、招待枠での出場となったが「どんな気持ちも、こんな気持ちも、世界選手権に出る思いでしか動いてなかった」と騒動を一蹴した。

 右代は4月のアジア選手権と6月の日本選手権で優勝。一度は代表決定と発表されたが、国際陸連からエントリーを承認されず、日本陸連が選考要項の不備を謝罪。その後、追加で出場が認められていた大会に果敢に挑戦している。

 砲丸投げで思うような得点を伸ばせなかったものの、初日最終種目の400メートルではシーズンベストを記録する調子の良さを見せた。「状態はものすごく良くて、絞れている。明日が勝負、戦略を考えながらリカバリーしたい。目標は8000点で12位です」と後半をにらんだ。

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2019年10月3日のニュース