日本と激突のサモアに朗報 WTBフィドウ、日本戦出場可能に

[ 2019年10月3日 05:30 ]

ラグビーW杯1次リーグA組第3戦   サモアー日本 ( 2019年10月5日 )

スコットランド戦の後半、2枚目のイエローカードでレッドカードを受けるサモアのフィドウ(右端) (撮影・成瀬 徹)
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 5日に日本と対戦するサモアのWTBフィドウが日本戦に出場可能となった。スコットランド戦(9月30日)でイエローカードを2枚受けて退場処分。本来なら次戦は出場停止だが、国際統括団体ワールドラグビー(WR)が2日、トライ寸前の相手を妨害した2度目の反則がイエローカードには相当しないとの裁定を発表した。

 スコットランド戦から中4日で日本に挑むサモアにとって、初戦のロシア戦で2トライを挙げたフィドウを起用できる可能性が出てきたことは朗報だ。チームはこの日、名古屋市内でウエートトレ組とプールトレ組に分かれて約1時間の調整。スコットランド戦はメンバー外だったロックのトレアフォアは「落ち込んでいる暇はない。一番重要なのはリカバリーだが、もう一度基本的なスキルの部分を見直したい」と強調し、「日本はリーチやマフィら注意すべき選手が多い。パスワークも素晴らしいので警戒しないと」と話した。

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2019年10月3日のニュース