貴景勝 10勝で大関返り咲き!明生敗れ単独トップ 3敗は御嶽海ら5人

[ 2019年9月19日 17:36 ]

大相撲   秋場所12日目 ( 2019年9月19日    両国国技館 )

<秋場所12日目>妙義龍(右)を突き落としで破る貴景勝(撮影・沢田 明徳)
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 大相撲秋場所12日目は19日、東京・両国国技館で行われた。一場所での大関復帰を目指す貴景勝(23=千賀ノ浦部屋)は妙義龍(32=境川部屋)を突き落としで下し10勝。「陥落した翌場所で10勝以上すれば再びに大関に復帰できる」(69年名古屋場所以降)という救済措置の条件を満たしたため大関返り咲きを果たした。13日目は豪栄道(33=境川部屋)と対戦。

 大関陥落、翌場所に復帰を果たしたのはこれまで三重ノ海、貴ノ浪、武双山、栃東(2回)、栃ノ心の5人で貴景勝は6人目となった。12日目での返り咲き確定は最速。

 大関の豪栄道は上手投げで竜電(28=高田川部屋)を破り勝ち越し、カド番を脱出した。平幕の明生(24=立浪部屋)は押し出しで隠岐の海(34=八角部屋)に敗れ3敗となった。隠岐の海は3敗を守った。

 3敗グループの御嶽海(26=出羽海部屋)は栃ノ心(31=春日野部屋)を寄り切りで下した。栃ノ心は7敗目。宝富士(32=伊勢ケ浜部屋)は初顔合わせの炎鵬(24=宮城野部屋)を上手ひねりで下した。炎鵬は勝ち越しを決められなかった。剣翔(28=追手風部屋)も初顔合わせの佐田の海(32=境川部屋)をはたき込みで下した。

 朝乃山(25=高砂部屋)は大栄翔(25=追手風部屋)に突き落としで敗れ4敗に後退。大栄翔は対朝乃山戦7連勝。

 2敗は貴景勝ただ一人。3敗は御嶽海、宝富士、隠岐の海、明生、剣翔の5人。

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