十両・勢 2敗を守り2桁白星でV争い単独トップ「場所中は戦争しているのと同じ」

[ 2019年9月19日 16:10 ]

大相撲秋場所12日目 ( 2019年9月19日    両国国技館 )

 十両の勢(32=伊勢ノ海部屋)が大翔丸をはたき込みで下し、十両トップの10勝目を挙げた。

 立ち合いで当たってから「一発止めて様子を見ようと思った」と相手の体勢が低いのを見逃さず、上から腕を振り下ろして土俵にはわせた。

 「一気に出ようとすると悪いイメージがあったので、いなしてからと考えていた。あまり褒められる内容ではないが、たまにやるから効くんじゃないですかね。体が動いたというか判断が良かった」

 西前頭9枚目で迎えた3月の春場所をアキレス腱(けん)の負傷と蜂窩(ほうか)織炎の影響で2勝13敗と大きく負け越し。その後もケガで足が思うように動かず、十両に陥落した夏場所を4勝11敗で終え、十両2場所目の名古屋場所も5勝10敗と負け越した。今場所は西十両12枚目まで番付を落としていたが、足の状態が徐々に上向きになり、4日目から9連勝と一気に調子を上げてきた。

 「勝っているからケガが良くなっているというわけではない。急激には良くならない」と言いながらも表情は明るい。自身初の十両優勝の期待も日に日に膨らむが「あくまでも結果なので。(15日間の取組の)積み重ねの結果だから」と意識する様子は見せない。それでも「ケガは冷やすなどしてケアしている。場所中は戦争をしているのと同じだから、病院に行くのは場所が終わってから」と気合十分だった。

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