石川真佑、初先発でチーム最多得点も「勝ちきれなくて悔しい」 女子バレーW杯

[ 2019年9月16日 23:17 ]

バレーボールW杯第3日 ( 2019年9月16日    神奈川・横浜アリーナ )

<日本―韓国>第2セット、スパイクを決める石川
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 女子3回戦が行われ、世界ランキング6位の日本は同9位の韓国と対戦。1―3で敗れ、通算成績を1勝2敗とした。

 男子バレー代表石川祐希(23=パドバ)の妹・真佑(19=東レ)が初先発フル出場。チーム最多の17得点と活躍したが、韓国チームの手堅い守備に苦戦した。8月のアジア選手権では準決勝で勝利していた相手だけに、石川は「勝ち切れなくて悔しい」と肩を落とした。

 持ち味の機動力でオレンジコートを駆け回り、スパイクを量産。ブロックやレシーブでも存在感を放ったが、被ブロック数の多さも目立った。「相手のブロックを崩せたりできれば良かったけど、自分もブロック正面に打ってしまうなどミスがあった」と反省。アジア選手権でMVPを獲得したこともあり「対応されるとは思っていた。自分のコンディションは悪い状態ではないから、もう少しできれば良かった」と語った。

 最終の第4セットにはデュースに持ち込み会場のボルテージは一気に高まったが、最後はレシーブのミスであっけない幕切れ。中田久美監督は「スキル、メンタル、全ての面で劣っていた。究極の場面で120%の力が出せないと世界では通用しない」と厳しい評価をした。次戦は18日のカメルーン戦で「試合はまだ続くから、準備したい」と気を引き締め尚した。

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