セインツが6年ぶりに開幕戦勝利、ブロンコスは8年ぶり黒星発進

[ 2019年9月10日 14:35 ]

終了直前に決勝のFGを決めたセインツのルッツ(AP)
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 NFLは9日、開幕週の残り2試合を行い、セインツは地元ニューオーリンズでテキサンズを30―28(前半3―14)で下し、開幕戦では6年ぶりに白星を挙げた。

 試合は大接戦。テキサンズは第4Q残り37秒、QBディショーン・ワトソン(23)がWRケニー・スティルス(27)に37ヤードのTDパスを通して28―27と1点をリードしたが、セインツは終了間際、キッカーのウィル・ルッツ(25)が58ヤードのロングFGを成功させて劇的な勝利を収めた。

 来季にラスベガスに移転するレイダースは、オークランドでの“最後の開幕戦”に臨み、24―16(前半14―0)でブロンコスを退けて白星発進。開幕直前、スティーラーズからトレードで獲得していたリーグ屈指のWR、アントニオ・ブラウン(31)が、罰金処分を巡ってマイク・メイヨックGM(61)とトラブルを引き起こして退団したが(その後ペイトリオッツと契約に合意)、守備陣の踏ん張りと、2つのTDをマークした新人RBジョシュ・ジェイコブス(21)の活躍などで逃げ切った。

 レイベンズ時代にスーパーボウルのMVP(2013年)となったQBジョー・フラッコ(34)を獲得したブロンコスはオフェンスが空回り。フラッコは31回中21回のパスを通して268ヤードを獲得し、終了直前にようやくTDパスを決めたが、ブロンコスの開幕戦での連勝記録は「7」でストップした。

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