五十嵐カノア CT初優勝から凱旋試合 1分残して余裕の1回戦突破

[ 2019年9月10日 19:14 ]

サーフィンワールドゲームズ(WG)第4日 ( 2019年9月10日    宮崎・木崎浜河岸 )

<2019WORLD SURFING GAMES>華麗なライディングを見せる五十嵐カノア(撮影・岡田 丈靖)
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 男子1回戦が行われ、プロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)に日本人で唯一参加する五十嵐カノア(21=木下グループ)、日本代表「波乗りジャパン」の大原洋人(22)が出場し、ともに2回戦進出を決めた。

 1グループ3、4人編成で上位2人が次戦へ駒を進める勝ち上がり方式の大会。五十嵐はアジア人初の快挙となるCT第3戦バリ大会優勝からの凱旋試合となる。なめらかながらも力強いライディングでファンを魅了。5本目は高度なテクニックを織り交ぜながらの6ターンの波乗りを成功させ、大歓声に包まれた。

 5本目を終えると、制限時間1分を残し、そのまま砂浜へ。「最後はフィニッシュできれば7点台に乗ると思っていた」と振り返り、狙い通りの7・77点。合計14・5点で余裕の1位通過を果たした。

 大原はダイナミックでスピード感のあるライディングで合計12・6点を叩き出し、1位通過。2本目の波乗りでは「もう少し点数伸ばせと思った」と悔しげな表情を浮かべたが「そのあといい波に乗れて良かった」と笑顔を見せた。 

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2019年9月10日のニュース