女子は中国選抜が4戦全勝で初V PGの3点のみで守り勝った

[ 2019年8月4日 19:46 ]

大会初優勝を果たした中国地区合同チーム
Photo By スポニチ

 ラグビーの「KOBELCO CUP2019」は4日、長野県上田市の菅平高原で第9回全国高等学校女子合同チーム大会の決勝&育成リーグ戦を行った。女子決勝リーグは島根・石見智翠館の主力を集めた中国選抜が大会連覇を目指す九州選抜を3―0で破り、4戦全勝で大会初優勝を成し遂げた。

 中国選抜が石見智翠館単独チームの強みを生かし、前半7分にFB今釘小町(3年)のPGで奪った“最少得点”を守り切った。

 「今までやってきたことの全部を信じて……ベンチにもスタンドにもいっぱい仲間がいて……これを絶対に守り切ろうと思いました」

 フランカー長利奈々主将(3年)は涙。最後の10分間はここまで2勝1分けと引き分けでは優勝がない九州選抜のトライを狙った猛攻にさらされたが、全員で前に出る懸命のディフェンスで耐え抜いた。

 「男子も女子もウチはディフェンスのチーム。最後はディフェンスで見せようと話しました。ここまでは長かったです。毎年、毎年、行けると思って来て、あとで思うと何かが足りなかった。その何かとはここ一番でのメンタル。最後までよく頑張ってくれました」と磯谷竜也監督。ミスの出易い雨の日は石見智翠館フィフティーンの“大好物”。びしょ濡れになりながらグラウンドを駆けた。そうした厳しい状況下での鍛錬が選手を大きく成長させた。

 全国高校選抜女子セブンズ大会では4連覇を含む5度の優勝を誇る。7人制の女王が15人制で手にした初の栄冠。「7人制と15人制の両方を取ってこそ、ラグビーのチャンピオンです」と磯谷監督は涙で抱き合う教え子たちに最大限の賛辞を贈った。

続きを表示

「渋野日向子」特集記事

「ラグビーワールドカップ2019日本大会」特集記事

2019年8月4日のニュース