東京五輪メダル ケースの隠れた多機能ぶり 日本らしいきめ細かい設計が

[ 2019年7月25日 13:00 ]

北海道産のタモを使ったメダルケースに入った金メダル(撮影安田 健二)
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 2020年東京五輪のメダルデザイン記者会見が25日、東京・晴海で行われ、メダルケースの隠れた多機能ぶりが明らかにされた。

 メダルデザインコンペティション審査会の宮田亮平座長がこだわり抜いたケースについて力説。外見は大会カラーの藍色で、北海道産のタモを使用した美しい木目がはっきり表されているのが特徴。ふたには磁石がついており、ケースに入れたまま立てかけた際、メダルがよく見える角度で飾ることのできる設計にした。内側にはメダルのリボンをきれいに畳んで収納できるくぼみまである。持ち運びやすいように、ケースを入れる外袋も提供する。

 アスリートファーストの観点から日本らしいきめ細かい設計になり、宮田氏は「メダルというより作品。永久に飾ることのできるような作りにした」とアピールした。

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