富樫、右手骨折で8・31開幕W杯アウト…比江島PG起用も

[ 2019年7月25日 05:30 ]

富樫勇樹
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 大舞台へ暗雲だ。バスケットボール男子のW杯(8月31日開幕、中国)で日本代表の司令塔として期待されていた富樫勇樹(25=千葉)が、20日の合宿で右手第4中手骨を骨折し全治2カ月と診断された。24日に自身のツイッターを更新し、「ケガをしてしまい、ワールドカップに出場することができなくなりました」とつづった。

 NBAウィザーズの八村塁に加え、グリズリーズとツーウエー契約を結ぶ渡辺雄太、比江島慎、馬場雄大の4人がサマーリーグに出場。史上最強の呼び声が高い日本代表だが、1億円プレーヤー・富樫の離脱は痛恨だ。フリオ・ラマス監督(55)も、「我々にとって悲しいニュース」と険しい表情を浮かべた。

 W杯では1次リーグでトルコ(9月1日)、チェコ(同3日)、米国(同5日)と対戦。指揮官は、史上初となる欧州勢からの勝利を目標に掲げる。比江島は富樫に代わって、ポイントガードで起用される可能性も。「(富樫の)スピードは世界でも通用する。それが失われた」とした比江島は、ゴール下でドライブへの意識を高め、コートに立つ。

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2019年7月25日のニュース