松山復調2打差6位浮上 イーグル出た!あとは「スイッチ入れば」

[ 2019年7月8日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー 3Mオープン第3日 ( 2019年7月6日    ミネソタ州 TPCツインシティーズ=7468ヤード、パー71 )

第3ラウンド、12番でイーグルを決め、喜ぶ松山
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 11位で出た松山英樹(27=LEXUS)は1イーグル、5バーディー、2ボギーの66と伸ばし、通算13アンダー、200で首位と2打差の6位に浮上した。小平智(29=Admiral)は70で回り通算6アンダーの59位。ブライソン・デシャンボー(25=米国)ら3人が通算15アンダー、198で首位に並んだ。

 ショットもパットも調子を取り戻した松山は、笑顔の絶えないラウンドだった。1番パー4で第2打を50センチにつけて伸ばし、2番で6メートルのバーディーパットを沈めると、「いけるかな」と爆発の予感がしたという。

 この日は300ヤード弱と短く設定されたパー4の7番は1Wでグリーンエッジに運んできっちりバーディー。3つ伸ばして折り返すと、12番パー5で見せ場をつくった。ウエッジで放った残り100ヤードの3打目は、バックスピンで戻してカップイン。イーグルで歓声を浴び、両手を上げて応えた。

 13、17番と2つのパー3でボギーを叩いて勢いは止まったが、18番で3メートル強のバーディーパットを沈めホッとした表情。トップとの差を2打に詰めて最終ラウンドを迎える。「前半で置いていかれないことが一番大事。あとはスイッチが入ればチャンスが増える」とフロントナインのスコアメークがポイントと強調。約2年ぶりの米ツアー通算6勝目へ気持ちを高ぶらせた。

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2019年7月8日のニュース