FB争い激化も松島「やりたい気持ちデカい」ラグビー日本代表

アタック＆ディフェンスの練習で突破を図る松島幸太朗
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　ラグビー日本代表の宮崎合宿は18日、第1クール8日目を迎え、FB松島幸太朗（26＝サントリー）が改めてフルバックへの強いこだわりを示した。

　午後に行われたアタック＆ディフェンスの練習で、松島はウイングとして参加。ハイボールキャッチやボールキャリーで非凡な能力を発揮したが、フルバックにはウィリアム・トゥポウ（コカ・コーラ）と山中亮平（神戸製鋼）が交互に入った。

　練習時のポジションについて、「特に（首脳陣から）何も言われていない。何かを試しているのでは」と話した松島。もちろんウイングでのプレーも申し分ないが、本人は「ほとんど15番で出てきたので、やりたい気持ちはデカいです」と強いこだわりを示した。

　トゥポウはケガで松島が不在だった昨年11月に15番を背負い、イングランド戦とロシア戦で先発。山中はニュージーランド戦にFBで先発し、今季のサンウルブズでも15番として活躍したことで台頭した。選手層の強化を進めるジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチにとっては理想通りのポジション争い激化だが、松島は「その時が来れば、自分の持ち味を出せばいいと思っている。焦らずタイミングやチャンスをしっかり見極めるところからやりたい」と自信ものぞかせた。