恥骨炎回復のリーチ 次週の練習フル参加に意欲

[ 2019年6月18日 20:45 ]

練習後、スタッフと話をするリーチ・マイケル(左)
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 ラグビー日本代表の宮崎合宿は18日、第1クール8日目を迎え、恥骨の炎症で別メニュー調整が続いていたリーチ・マイケル主将(30=東芝)が、今月24日からの第2クール初日からの全体練習完全合流に意欲を示した。

 前日の夜間練習でスクラム練習に参加したリーチは、この日も部分的に全体練習に参加。激しいコンタクトを伴うアタック&ディフェンスには参加しなかったが、コンタクトバッグを使ってのタックル練習は行った。前夜同様、表情は明るく「(スクラム練習では)プロップから文句を言われていないので大丈夫。問題ない。全力で押せた。(違和感も)全くないです。安心しました」とニッコリ。「少しずつ負荷を掛けて、どれだけ股関節に影響するか見ているところ」と完全復帰へ状態を見極めていることを明かした。

 この日の夜間練習ではラインアウトのジャンパー役も務め、参加できる練習も徐々に増えている。「次の合宿(第2クール)からフル参加でやるつもり」と話し、W杯の前哨戦となるパシフィックネーションズ杯初戦のフィジー戦(7月27日、釜石鵜住居)に向けても「最初から試合も行って(出て)、どこまで持つか。あとは試合でフィットネスを上げるしかない」と明言。本番までの実戦機会は4試合のみ。ゲームタイムを1分でも多く積むためにも、ケガの不安をまずは完全に払しょくする。

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2019年6月18日のニュース