厳重警備で国技館外に長蛇の列 空席が目立つ中での土俵入り、勝負審判の入場も遅らせる

[ 2019年5月26日 16:07 ]

<夏場所千秋楽>三役の力士と一緒に協会あいさつをする八角理事長(撮影・荻原 浩人)
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 大相撲夏場所千秋楽は26日、東京・両国国技館で行われた。この日、トランプ米大統領が来場の予定のため、警備強化のために入口で厳重な荷物検査を実施。厳しい暑さの中、国技館の外には入場待ちの行列が数百メートルに達した。

 そのため、午後3時過ぎの幕内力士による土俵入りまでに入館できないファンも多く、千秋楽にもかかわらず空席が目立つ中での土俵入りとなった。勝負審判の入場も、それを考慮して午後3時40分と入場を10分遅らせた。

 また、日本相撲協会は大相撲夏場所千秋楽の26日、来場者に「ご注意」と書かれた用紙を配布した。場内で座布団などの物を投げるなどの行為が禁止であることを説明する内容で、それらの行為を行った場合について「退場の上、処罰されることがあります」と記した。そのほか、館内の自動販売機も休止。飲み物も瓶や金属缶入りの飲料が紙コップに切り替えられる厳戒態勢の中での実施となった。

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