さくら 今季米ツアー最高17位、夫の「考え甘い」効いた

[ 2019年4月22日 05:30 ]

米女子ツアー ロッテ選手権最終日 ( 2019年4月20日    ハワイ州 コオリナGC=6422ヤード、パー72 )

ロッテ選手権最終日 スコアを伸ばし、笑顔でホールアウトする横峯。今季米ツアーで最高の17位
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 最終ラウンドが行われ、44位から出た横峯さくら(33=エプソン)が68と伸ばし、通算6アンダーで今季米ツアー最高の17位に入った。日本勢最高は通算8アンダーで9位だった野村敏京(26=Q CELLS)。勝みなみ(20=明治安田生命)は通算6アンダーで17位、畑岡奈紗(20=森ビル)は79と大崩れして3オーバーで62位だった。70で回ったブルック・ヘンダーソン(21=カナダ)が通算16アンダーで大会2連覇を果たした。

 ヤシの木が囲む18番グリーンで3メートルのパットを沈めた横峯はガッツポーズを繰り返した。6バーディー、2ボギーと伸ばし「この風の中でアンダーパーで回れて自信になった」と声を弾ませた。113位に沈んだ第1日、キャディーを務めた夫の森川陽太郎氏に「考え方が甘い」と厳しく言われたという。「予選を通るかな、と下を見る癖がついていた。それから自分と向き合いながらプレーできた」。攻めの姿勢を取り戻し、今季米ツアーで最高の17位と結果を残した。

 ▼9位野村敏京 トップ10入りだけど満足はできない。惜しいパット、ショットが何度かあった。(今季3度目の1桁順位)

 ▼17位勝みなみ 4日間、集中力が切れずに回れたのが収穫。(初の海外での米ツアーで健闘)

 ▼62位畑岡奈紗(途中で母から棄権を打診されたが)最後までやり切ろうと。体調を整えない限りはいいゴルフはできない。(頭痛などがあり第3ラウンド後に病院へ。この日も精彩を欠き79)

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2019年4月22日のニュース