ハリケーンズ6勝目 元日本代表コーチ、プラムツリーHC 後半逆転にホッ

[ 2019年4月19日 23:11 ]

スーパーラグビー(SR)第10節   ハリケーンズ29―23サンウルブズ ( 2019年4月19日    秩父宮 )

 2016年覇者で今季もニュージーランド・カンファレンス2位につけるハリケーンズが今季6勝目(1分け2敗)を挙げた。前半はミスが続いてサンウルブズにつけこまれたが、後半は相手のミスを突いて3トライ。19分に相手キックをチャージしてのトライで22―23と1点差に詰め寄り、27分にWTBフーセンが自ら蹴ったボールを右中間で押さえて逆転した。

 元日本代表ディフェンスコーチのジョン・プラムツリー・ヘッドコーチは「後半は自分たちの調子を取り戻して勝つことできた」とホッとした表情だった。「サンウルブズが良かった。トニー・ブラウン・ヘッドコーチは優れたコーチだし、特にショートサイドのアタックでかなりやられた。トニーがこちらのコーチングを知っているのも、向こうに有利だったのでは」と分析した。

 同ヘッドコーチには今秋のW杯日本大会への関わり方についても質問が飛んだが、「今はハリケーンズに集中している。日本で教えることは好きだけど、日本が勝てるか心配するのはもう少し後になるかな」と苦笑い。「でも、W杯決勝は日本とニュージーランドが戦うべきだと思う」と話して笑いを誘った。

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2019年4月19日のニュース