尾崎将司 腰痛のため途中棄権「イヤんなっちゃう」

[ 2019年4月19日 11:34 ]

男子ゴルフ 東建ホームメイトカップ 第2日 ( 2019年4月19日    三重県桑名市の東建多度カントリークラブ・名古屋(7081ヤード、パー71) )

12番パー5で今季初バーディーを奪った尾崎将司(右)は同組の堀川未来夢(左)からグータッチの祝福を受ける
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 プロ生活50年目を迎えたツアー通算94勝の“レジェンド”尾崎将司(72=I.S.T)は9オーバー、130位からスタートし、前半のインを1バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの42で終えたところで腰痛のため途中棄権した。

 12番パー5(563ヤード)では同伴競技者の佐藤大平(25=クリヤマ)、堀川未来夢(26=Wave Energy)の若手2人から「入れ!」の声援を受けながら2・5メートルのパットを沈めて今季初バーディーを奪い、グータッチの祝福を受けたが、今季開幕戦の最終ホールとなった18番パー4(451ヤード)ではフェアウエー右バンカーからの第2打をグリーン手前の池に落としてこの日2個目のダブルボギー。疲労から腰を思うように回すことが出来ず、完走することはできなかった。

 「(腰の具合が)よろしくない。スタートダッシュに失敗しました。収穫は反省する収穫だよ。自分で家で練習してる時よりも大分、スイングができてない。まあ、若いのが飛ぶのはしょうがないけどね。オフは同じ場所で同じように打つからさ。何でもできるけど、やっぱり……。ホント、腰が治らないな。1月に痛めてから」

 今季初バーディーに同伴競技者もギャラリーも沸いたが「じゃかましいって言ったんだよ。ふざけんな。これからたくさん見せてやるからって。でももういいよ。(石川)遼も腰痛でジャンボ尾崎も腰痛で。エッ。イヤんなっちゃう」とぼやいた。  次戦は中1週で中日クラウンズ(5月2~5日、愛知・名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース)に出場する。

 「少し腰も良くしなきゃいけないし、調整もあるよ。やっぱりいろいろこの年になっても試合でいろいろなことをやらなきゃいけないというのがハッキリ見えてくるからね」

 帰り際、車に乗り込みながら「少しはマシな姿を見せるよ」と話してコースを後にした。

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2019年4月19日のニュース