須崎 半年ぶり復帰戦Vも…決勝試合内容納得いかず涙

[ 2019年4月4日 05:30 ]

レスリング ジュニア・クイーンズ杯 ( 2019年4月3日 )

復帰戦で優勝し、大会MVPに選ばれた須崎優衣(左)(撮影・中出 健太郎)
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 レスリング女子50キロ級の世界女王・須崎優衣(早大)が昨年10月の世界選手権以来、約半年ぶりの復帰戦で優勝した。都内で開かれたジュニア・クイーンズカップのジュニア50キロ決勝で、吉元玲美那(至学館大)に2―1の逆転勝ち。準決勝まで3試合連続テクニカルフォール勝ちした攻撃的な戦いができず、「レスリングで初めてプレッシャーを感じた。実力が周りの評価に追いついていない」と悔し涙を浮かべた。

 昨年11月に左肘を脱臼して年末の全日本選手権を欠場。20年東京五輪の出場枠が懸かる世界選手権(9月、カザフスタン)代表になるには6月の全日本選抜で優勝し、プレーオフで全日本Vの入江ゆき(自衛隊)を破る必要がある。「2カ月間死ぬ気で頑張って、自分のいいレスリングをして笑って帰りたい」と決意を口にした。

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2019年4月4日のニュース