ニックスが球宴直前で連敗を18で阻止 サンダーのウエストブルック11試合連続トリプルダブル

[ 2019年2月15日 14:45 ]

チームをけん引したニックスのスミスJR(AP)
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 NBAは球宴ブレーク前日の14日に3試合を行い、不振を極めていたニックスは敵地アトランタでホークスを106―91(前半54―51)で下して12勝47敗。マーベリクスから移籍してきたガードのデニス・スミスJR(21)が19得点と7アシストをマークし、チームワーストとなっていた連敗記録を18でくい止めた。

 ホークスは19勝40敗。新人ガードのトレイ・ヤング(20)が16得点と11アシストを記録したが、ここ5戦で4敗目を喫した。

 ペリカンズは地元ニューオーリンズでサンダーを131―122(前半66―63)で退けて26勝33敗。ジュリアス・ランドル(24)が33得点と11リバウンド、ドリュー・ホリデー(28)が32得点と7アシストを挙げて西地区全体3位の強敵をなぎ倒した。

 しかし球宴リザーブ・メンバーに選出されているアンソニー・デービス(25)は前半終了間際に左肩を痛めて後半は欠場。オールスターゲームは17日にノースカロライナ州シャーロットで開催されるが、「チーム・レブロン(ジェームズ)」での試合出場は微妙となった。

 サンダーは37勝20敗。ラッセル・ウエストブルック(30)が44得点、14リバウンド、11アシストですでにリーグ史上最長となっているトリプルダブルの連続記録を11試合に更新したが、チームの連勝は4で止まって球宴ブレークを迎えることになった。

 球宴で「チーム・ヤニス(アデトクンボ)」の一員として先発するポール・ジョージ(28)は28得点を稼いだが、3点シュートの成功は17本中3本にとどまった。

 なおウエストブルックが40得点以上でトリプルダブルを達成したのは、ロケッツのジェームズ・ハーデン(29)と並んで歴代2位の12回目。ただし1位のオスカー・ロバートソン(元バックス=22回)とはまだ10回の差がある。

 マジックは地元オーランドでホーネッツに127―89(前半71―36)で圧勝して5連勝で27勝32敗。リザーブ・メンバーで球宴初出場となるセンターのニコラ・ブーチェビッチ(28)が17得点、11リバウンドをマークし、このカードの連敗を13で阻止した。

 ホーネッツはここ5戦で4敗目となって27勝30敗。球宴の「チーム・ヤニス」で先発するケンバ・ウォーカー(28)は放った7本の3点シュートをすべて外し、この日は10得点に終わった。なお球宴直前となった14日時点の地区全体順位は下記の通り。

 <地区全体順位>

 ▼東地区=(1)バックス(43勝14敗)(2)ラプターズ(43勝16敗)(3)ペイサーズ(38勝20敗)(4)セルティクス(37勝21敗)(5)76ers(37勝21敗)(6)ネッツ(30勝29敗)(7)ホーネッツ(27勝30敗)(8)ピストンズ(26勝30敗)(9)ヒート(26勝30敗)(10)マジック(27勝32敗)(11)ウィザーズ(24勝34敗)(12)ホークス(19勝39敗)(13)ブルズ(14勝44敗)(14)キャバリアーズ(12勝46敗)(15)ニックス(11勝47敗)

 ▼西地区=(1)ウォリアーズ(41勝16敗)(2)ナゲッツ(39勝18敗)(3)サンダー(37勝20敗)(4)トレイルブレイザーズ(34勝23敗)(5)ロケッツ(33勝24敗)(6)ジャズ(32勝25敗)(7)スパーズ(33勝26敗)(8)クリッパーズ(32勝27敗)(9)キングス(30勝27敗)(10)レイカーズ(28勝29敗)(11)ティンバーウルブス(27勝30敗)(12)マーベリクス(26勝31敗)(13)ペリカンズ(26勝33敗)(14)グリズリーズ(23勝36敗)(15)サンズ(11勝48敗)

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