白血病との闘病歴を持つ選手がNHLで決勝ゴール!プレデターズのボイルが大活躍

[ 2019年2月15日 13:33 ]

第3Pに勝ち越しのゴールを決めたプレデターズのボイル(AP)
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 北米アイスホッケーリーグ(NHL)のプレデターズに所属するセンター(FW)、ブライアン・ボイル(34=米国)が14日、地元ナッシュビル(テネシー州)で行われたカナディアンズ戦で奮闘。1―1で迎えた第3ピリオドの11分24秒に勝ち越しのゴールを挙げて3―1での勝利に貢献した。

 2メートル1、111キロのボイルは2017年シーズンの開幕前、疲労感が抜けないために精密検査を受けたところ「慢性骨髄性白血病」と診断された。以来1年1カ月におよぶ治療を受け「完全寛解(すべての病変がなくなり、新たながんが出ていない)」という状態までたどりついた。そして治療を受けながら競技生活を続行。今月6日に成立したトレードでデビルスからプレデターズに移籍したが、新天地ではこれが初ゴールとなった。

 なお西地区全体4位のプレデターズは34勝26敗(うち延長敗戦5)で勝ち点は73。ボイルの活躍で連敗を3で阻止した。

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2019年2月15日のニュース