SRデビュー控える37歳トンプソン「誰がおじいちゃんだって?」サンウルブズ経由代表復帰目指す

[ 2019年2月15日 18:23 ]

 スーパーラグビー(SR)のサンウルブズはきょう16日、今季初戦となるシャークス戦(シンガポール)に臨む。先発が決まっている元日本代表で3度のW杯出場経験を誇るロックのトンプソン・ルーク(近鉄)がインターネット中継をつないでの会見に出席。37歳ながら迎えるデビュー戦に向けて「凄い楽しみ。サンウルブズが最高のプレーをやれば、勝つチャンスがある」と語った。

 半年前には現役引退も考えたが、代表への思いが再燃したのは昨年6月。日本代表対イタリア戦をテレビ観戦していた際、妻・ネリッサさんから「何でやりたくないの?まだやりたいでしょ?」と言われ、心が突き動かされた。約1カ月前に以前から親交のあったトニー・ブラウン・ヘッドコーチとメールし、参加したい意思を伝えた。

 サンウルブズでのプレー次第では、W杯出場も見えてくる。「ラグビーだから何が起こるか分からない。(ケガ人などの)波乱があって、日本代表チームの一員になれるならラッキーですし。今、遅れて手を挙げている状況。その中で何ができるかが楽しみ」と日本代表復帰へ意欲を見せた。

 37歳にして絶好調という。「誰がおじいちゃんだって?」とニヤリと笑ったオールド・ルーキーは「まだ若いです。心が一番大事ね」と強調。「経験でチームを助けたい。チームを落ち着かせて、自信をつけさせたい」と初戦を見据えていた。

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2019年2月15日のニュース