宮原知子 “紀平の武器”を「意識してしまう自分がいる」 3・20世界選手権出場

[ 2019年2月15日 15:01 ]

公開練習で表現力を磨く宮原知子(撮影・井垣 忠夫)
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 フィギュアスケートの世界選手権(3月20日から、さいたまスーパーアリーナ)に出場する宮原知子(20=関大)が15日、大阪府高槻市の関大の施設で練習を公開した。ババリアンオープン(ドイツ)で優勝。帰国して2日目の練習で「時差ぼけがある。その割には悪くない」と精力的に動いた。練習の最後にトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を積極的に跳んだ。成功はなかったものの「少しずつ(練習量)を増やしたい」と将来的な成功を目指していることを明かした。

 大技ジャンプは、同門の紀平の武器であり、「意識しないというとウソになる。意識してしまう自分がいる」と、4回転を含めた高難度ジャンプの時代が差し迫っていることに危機感を抱いていた。昨年夏から飛び始めているという。世界選手権の構成に入れるものではないものの、北京五輪に向けて平昌五輪4位の演技の幅が広がりそうだ。

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