紀平 チャレンジカップ出場を明言 左手薬指亜脱臼も医師が出場許可

[ 2019年2月15日 15:11 ]

左手の「リング」を披露する紀平梨花(撮影・井垣 忠夫)
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 フィギュアスケートの世界選手権(3月20日から、さいたまスーパーアリーナ)に出場する紀平梨花(16=関大KFSC)が、チャレンジカップ(オランダ、23日ショートプログラム、24日フリー)に出場することを明言した。優勝した四大陸選手権(米国カリフォルニア州アナハイム)の試合前に「左手薬指第2関節の亜脱臼」の負傷をし、状態が心配された。

 米国から帰国後にMRIなどの診察を受けて、「(亜脱臼が)1年前の骨折と関連しているということでした。(骨折が)完治しないままで。今のところ、このままジャンプを跳んでくださいということでした」と、医師から出場に差し支えがないと言われたという。特別に装具を作ってもらい、この日はそれを患部にはめて練習した。

 終盤にトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を5本決めた。世界選手権へ「今まで優勝したけど、重要なのは世界選手権なので、そこで勝たないと。今まで以上に完璧な演技をしたい」と力強い言葉を残した。

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