ジョセフHCが代表候補合宿に合流 海外強豪国を視察「刺激になる要素が多かった」

[ 2019年2月15日 16:44 ]

(速報)日本代表候補合宿に初合流し、練習を見守るジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(中央)
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 ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、49)が15日、東京都町田市で行われている代表候補合宿に合流した。合宿は今月4日に始まっていたが、指揮官はこの1カ月、ニュージーランドやイングランドを訪れ、コーチ修行やW杯1次リーグで対戦するアイルランド―スコットランド戦などを視察。「コーチとして刺激になる要素が多かった」と収穫を強調した。

 選手と再会するのは昨年11月以来で、練習の様子も見守った。合宿はまだ2週目で、高い強度の練習は行っていないが、引き締まった空気がグラウンドを支配している。ジョセフHCも「W杯イヤーなので、選手が興奮している。やる気を出している」と評価。その上で「(W杯が開幕する)9月に向けて、いいペースでチームをピークに持って行きたい。気負いすぎないようにと伝えている」と話した。

 3〜5月に、スーパーラグビー(SR)のサンウルブズに合流しない選手で特別チームをつくり、SRのBチームと5試合の強化試合を行うことも発表した。ジョセフHC自ら指揮を執り、チーム名は「ウルフパック(狼の群れ)」に決まった。主力選手はサンウルブズに合流するため、それ以外の選手にとっては事実上のセレクションマッチとなりそうで、「2本目の選手にしっかり試合をさせて、6月のW杯準備に入る前に備える」と狙いを語った。

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2019年2月15日のニュース