錦織、ブリスベン国際で決勝進出 ツアー決勝9連敗中も「今度は優勝を」

[ 2019年1月5日 15:46 ]

決勝進出を決めた錦織圭(AP)
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 テニスのブリスベン国際は5日、オーストラリアのブリスベンで行われ、男子シングルス準決勝で世界ランキング9位で第2シードの錦織圭(29=日清食品)がジェレミー・シャルディー(31=フランス)と対戦。6―2、6―2でストレート勝ちし決勝に進んだ。16年2月以来のツアー優勝を目指し、決勝でジョーウィルフリード・ツォンガ(33=フランス)とダニル・メドベージェフ(22=ロシア)の勝者と対戦する。

 錦織は5連勝中と相性のいいシャルディーに対して、試合を優位に進めた。第1セットは互いにキープした第5ゲームで、初のブレークに成功。第7ゲームもブレークし、第8ゲームキープで第1セットを先取。第2セットも多彩なショットで相手ミスを誘発。第5、7ゲームをブレークし試合を決めた。

 試合後「内容がよかった。サーブ、特にリターンがよかった」と錦織。「しっかりと準備ができていることと、去年の暮れからいいプレーができていて、自信を持ってプレーができている」と好調の理由を明かした。

 優勝すれば16年2月のメンフィス・オープン以来となる通算12勝目となるが、メンフィス後の決勝は9連敗中。決勝へ向けて「できる限り、いいプレーをしたい。ブリスベンで決勝は2回目。決勝で負けていることもあるので、今度は優勝できたらいいなと思う」と意気込みを語った。

 日本勢初の同一週の男女同時優勝を目指して女子シングルス準決勝に臨んだ第2シードで世界ランキング5位の大坂なおみ(21=日清食品)はノーシードから勝ち上がってきた同27位のレシア・ツレンコ(29=ウクライナ)に2―6、4―6のストレートで敗れ、決勝進出を逃した。

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