ジェームズ不在のレイカーズまた黒星 魔の第4Q? ニックスは連敗を8で阻止

[ 2019年1月5日 15:50 ]

ベンチでイングラムに指示を出すレイカーズのジェームズ(AP)
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 NBAは4日に各地で10試合が行われ、大黒柱のレブロン・ジェームズ(34)を脚の故障で欠くレイカーズは、地元ロサンゼルスで今季低迷していたニックスに112―119(前半59―63)で敗れて21勝18敗。ジェームズ離脱後は1勝4敗となった。

 この日は最大17点差をつけられながら第3Q終了時点では6点をリード。しかし勝負どころの第4Qでは20―33とまたしても失速して勝機を逃した。

 ジェームズ不在となったここ5試合中、第4Qのスコアで相手を上回ったのは121―114で勝った12月30日のキングス戦(29―18)だけで、他の4試合はすべて勝機があったにもかかわらず21―33、27―36、18―29、20―33。土壇場で頼るべき選手がいない現状が浮き彫りになっている。

 ニックス戦ではジェームズに加え、チーム2位の18・3得点をマークしていたカイル・クーズマ(23)が腰痛で欠場。それでもブランドン・イングラム(21)が21得点、ケンタビアス・コールドウェルポープ(25)が19得点、ロンゾ・ボール(21)が17得点を稼いで後半はリズムをつかんだかに思えた。しかしチームのターンオーバーはニックスより10回も多い16回(イングラム5回、ボール6回)を数え、ミスで自滅する結果となった。

 ニックスは連敗を8でくい止めて10勝29敗。ティム・ハーダウェイJR(26)が22得点を稼ぎ、昨年12月14日以来となる白星を挙げた。

 東地区全体首位のバックスは地元ミルウォーキーでホークスに144―112(前半76―43)で圧勝して27勝10敗。5連勝を飾って、同2位ラプターズに0・5ゲーム差をつけた。

 ホークスは11勝27敗。第3Q終了時点で39点差をつけられて3連敗となった。

 西地区全体2位のサンダーは敵地ポートランドでトレイルブレイザーズを119―112(前半57―62)で退けて3連勝で25勝13敗。ロードのこのカードで勝ったのは2014年2月11日以来、約5年ぶりとなった。

 ポール・ジョージ(28)は5本の3点シュートなどで37得点、ラッセル・ウエストブルック(30)は31得点、9リバウンド、7アシストをマーク。サンダーは西地区全体首位のナゲッツ(25勝11敗)とのゲーム差を「1」とした。

 トレイルブレイザーズは3連勝を逃して21勝18敗。ダミアン・リラード(28)が23得点を記録したものの、このカードの連勝は6で止まった。

 なおブルズを延長の末に振り切ったペイサーズは6連勝。グリズリーズはネッツに競り負けて4連敗となった。

 <その他の結果>

ジャズ(19勝20敗)117―91*キャバリアーズ(8勝31敗)

*ヒート(19勝18敗)115―109ウィザーズ(15勝24敗)

ペイサーズ(26勝12敗)119―116(延長)*ブルズ(10勝29敗)

ネッツ(19勝21敗)109―100*グリズリーズ(18勝20敗)

*ティンバーウルブス(18勝21敗)120―103マジック(17勝21敗)

*セルティクス(23勝15敗)114―93マーベリクス(18勝20敗)

クリッパーズ(22勝16敗)121―111*サンズ(9勝31敗)

 *はホームチーム

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