白鵬 将来の太刀持ち候補に炎鵬を指名

[ 2018年8月28日 17:47 ]

炎鵬を従え、新しい綱を締めて土俵入りを稽古する白鵬(左)
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 白鵬(33=宮城野部屋)が、炎鵬を将来の太刀持ち候補に指名した。秋場所用の不知火型の綱を作る「綱打ち」が28日、所属部屋であり、できあがったばかりの白い綱を締めて土俵入りを稽古。このとき“仮太刀持ち”に抜てきされたのは、秋場所で十両に返り咲いた炎鵬。そこに、白鵬のエールが込められていた。

 実際に横綱土俵入りで白鵬の脇を固めるには、幕内昇進が必要になる。宮城野部屋の幕内力士は白鵬のほかは現在、石浦だけ。現状では最低でも1人、同じ伊勢ケ浜一門から借りなければならない。

 土俵入りで両脇を同部屋力士で固めることは目標の一つ。「すんなりとはいかないけど」。甘くはないことは知っていても、自らスカウトした炎鵬への期待は大きい。

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2018年8月28日のニュース