飛び込みホープの板橋美波 網膜剥離で手術受けていた 今年は個人の高飛び込み出場控える

[ 2018年8月28日 22:47 ]

第18回アジア大会第11日 ( 2018年8月28日    インドネシア・ジャカルタ、パレンバン )

女子シンクロ高飛び込みの演技を終え、引き揚げる板橋(左)、荒井組
Photo By 共同

 水泳の女子シンクロ高飛び込みが行われ、日本の板橋美波(18)、荒井祭里組(17=ともにJSS宝塚)は301・56点の4位だった。中国が361・38点で金メダルを獲得した。

 競技終了後、板橋は4月に右目の網膜剥離で手術を受けていたことを明かした。原因は高飛び込みの衝撃によるもので、今年いっぱいは個人の高飛び込み出場は控える。

 「網膜剥離」と口にした瞬間、涙をこぼした板橋は「去年から痛みはあって定期健診を受け、3月のワールドシリーズから帰ってきて眼科へ行ったら、網膜剥離と診断されてすぐ手術を受けた。まだ高飛び込みが完全に飛べない状況。(今日は)大丈夫でした」と話した。完治を待ち、20年東京五輪へ向けて選考会が始まる来年の高飛び込み復帰を目指す。

 この日は荒井と組んで4度目の試合で、ベスト記録を更新。メダルには届かなかったが「初めてっていうくらい、笑って試合をした。楽しもう、楽しもうと言って」と振り返った。

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2018年8月28日のニュース