マラソン金の井上 灼熱レースにお手製の「暑熱対策セット」で対策

[ 2018年8月25日 16:39 ]

<アジア大会男子マラソン>金メダルを獲得し日の丸を掲げる井上大仁(撮影・小海途 良幹)
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 ジャカルタアジア大会陸上男子マラソン(25日)で日本勢として32年ぶりに金メダルを獲得した井上大仁(25=MHPS)はお手製の「暑熱対策セット」を用意して灼熱レースに挑んだ。

 井上は冷水ボトル、スペシャルドリンク、保冷剤、帽子の4点セットを用意。「無印良品」の小分け容器にワイヤーを付けて走行中でもキャッチしやすいように自ら加工した。

 ユニホームも可能な限り“肉抜き”を施した。元々メッシュ加工だが、湿度の高いジャカルタでは通気性を重視。デザインに沿ってハサミで切れ込みを入れたり、着丈を短くするなどして通気をよくした。

 末端を冷やすことで体温を下げる効果のある保冷剤は、予想より冷たかったそうで「序盤に冷やしすぎてふくらはぎがつりそうになりました」と苦笑いしていた。

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