奈紗 コース新64!初日首位、スイング修正「攻めていけた」

[ 2018年8月25日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー カナダ太平洋女子オープン第1日 ( 2018年8月23日    カナダ レジャイナワスカナCC=6675ヤード、パー72 )

カナダ太平洋女子オープン第1日、5番でティーショットを放つ畑岡。8アンダーで首位
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 畑岡奈紗(19=森ビル)がコースレコードとなる9バーディー、1ボギーの64をマーク。アリヤ・ジュタヌガーン(22=タイ)、マリアホ・ウリベ(28=コロンビア)と並んで首位発進した。上原彩子(34=モスバーガー)、野村敏京(25=Q CELLS)はともに70で回り52位。横峯さくら(32=エプソン)は71で80位と出遅れた。アマチュアの国吉華純(21)は81で152位だった。

 9バーディーを量産しての64に、初日の18ホールを終えた畑岡は満足そうな表情でうなずいた。

 「ショットで凄く攻めていくことができて、それを決めることができた」。インから出て10番から連続バーディーと好調な滑り出し。17番パー5ではティーショットをラフに打ち込み、この日唯一のボギーを叩いたが、崩れない。18番ですぐにバーディーを奪い返すと、後半はボギーなしの4バーディー。5番パー5では7・5メートルのパーパットを残すピンチを迎えるも、沈めてセーブして「“しっかり2パットで”と決めて打ったらきれいに入ってくれて良かった」と声を弾ませた。

 今月上旬の全英リコー女子オープンでは98位タイで予選落ち。アドレスの際に右を向いてしまう傾向があり、スイングの修正に取り組んできたという。「試合に出る前はいまいちしっくりきていなかったが、試合が始まったらうまくスイングできた。自信になると思う」。コースレコードという結果に確かな手応えをつかんだ。

 6月のアーカンソー選手権での米ツアー初優勝に続く、2勝目が視界に入ってきた。19歳は「ボギーを打たないこと。打っても、1日1個で止めることを目標としたい」と狙いを口にした。

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2018年8月25日のニュース